Specialized Headquarters 訪問記 その2

Specializedの本社には ミュージアムがあります。
そこには創始者 マイク・シンヤードと、スペシャライズドの歩みのコーナーがあったり、過去のレジェンド的な選手のバイクがあったり、見てて飽きません。
展示内容もちょくちょく変わるようです。

kuku5.jpg


さて、最初の写真はマイクが商売を始めた時の行商用の自転車です。
商品を積むカートを引っ張っています。
当時、手に入りにくかった自転車部品、おもにカンパやチネリのものですが、それをヨーロッパから買い付け、自転車に乗せて自転車店を回って販売を始めたのです。
車もない、お金もない、というわけで前払いでお店からオーダーを取っていたそうです。

時代の流れを嗅ぎ取る才覚のあったマイクは、当時ほぼ唯一の選択肢だったチューブラーではなく、一般の人向けにクリンチャータイヤが受けると考え、タイヤとチューブをオリジナルブランドで生産しはじめます。それがSpecializedのスタートです。
タイヤ、チューブとも日本のタイヤメーカーにて作り始めました。
まもなく世界最大のカンパニョーロのディストリビューターとなったSpecializedは当時はまだいわゆる問屋さんでした。

その後、自社で自転車の生産を始めることになりますが、新しかったのはフレームのジオメトリーやデザインを自社で行う初めての会社だったこと。当時の完成車メーカーはフレームメーカーから出来合いのフレームを買い、それに自社のデカールを貼っていただけだったのでした。
そうしてマイクは間もなくブームになるマウンテンバイク(当時はクランカーと呼ばれていましたが)に目をつけます。
これがその当時のマウンテンバイクです。

kuku6.jpg

マウンテンバイク用のコンポーネントなど無かった時代、オートバイ用のブレーキレバーやBMX用のクランク、ロード用の変速機などをミックスし、日本の実用車のフォークを採用、オフロードに耐えうる耐久性と制動性を兼ね備える自転車を作ったのです。

そして遂にマイクはマウンテンバイク用のあらゆるパーツを自社ブランドで作り始めます。
写真をよく見ていただくと、色々なパーツ、リムなどがありますね。
全て日本の会社と協力して作ったものです。
サンツアーのハブ、スギノのクランク、ミカシマのペダル、日東のステム、アラヤのリム、ミツボシのタイヤ、マイクの歩みは日本のメーカーと共にあったのですね。

kuku7.jpg kuku8.jpg





関連記事

テーマ : 自転車(スポーツ用)
ジャンル : スポーツ

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

オケイさん

Author:オケイさん
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
趣味・実用
677位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
自転車・サイクリング
55位
アクセスランキングを見る>>
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード