アフター王滝のオーバーホール

これだけ見て何か分かれば、あなたは自転車屋さん!?
これはクリス・キング リアハブの内部。
オーバーホール中です。
IMAG2202.jpg
王滝にクリスキング で参加されたお客様のご依頼で中身を掃除。
画像一番下にあるメインシャフトが、上の画像、ハブボディーとフリーボディーに収まります。

全てが金属の切削部品。
それぞれが美しさもありながら、正確に機能する素晴らしいパーツです。

駆動自体は、リング状のクラッチをかみ合わせてパワー伝達をするのですが、
そのクラッチをかみ合わせるのが、左上写真の奥の斜めのギザギザ。

クリーニングするとこんなに綺麗。
右カセットボディーにはローラーベアリングとコンタクト角を計算されたボールベアリングの2重構造。
IMAG2210.jpg IMAG2208.jpg
IMAG2211.jpg
全てを洗浄して、専用ルブを使い、再調整・再組立。

そしてこのハブのホントのメリットは、この展開画像からも少し想像できます。

パワー伝達に有効なクラッチ式ラチェットを使用するだけでなく、クラッチのコンタクトが
ハブの中心に近い箇所で行われます。

シャフトを支えるメインのベアリングよりもさらに中心よりになります。

そしてカセットボディーは、通常のハブよりも深く本体内部に収まるのです。
外に出ている部分と同じくらいの太さ・長さで収まり、パワーポイントがシャフト中心上で
行われ、ぶれも少なく最高のパワー伝達を生み出すと想像できます。
(メインシャフト自体も通常より太いのです)

最終的にその機能を正確に発揮できるかどうかは、パーツの精度にもかかってきますが、
この数枚の画像だけでもその素晴らしさは伝わってくるのではないでしょうか?
(作業する人間にここまで感動を与える内部構造は本当に稀です)

ベアリングの作りや設置方法、シール類など、語り出したら尽きる事のない最高のハブ。
それがクリス・キングです。

僕自身は、ノッチの細かさや回転性能、メンテナンス性など以上に
最高のパワー伝達ツールとして、このハブを認識しています。

今回は、このバイクのオーナーが最高のパーツを最高の状態でお使い頂けるよう、ハブ以外にも
オーバーホールをかけました。

最後は来年も王滝で良い仕事をしておくれと、念をこめて作業終了です!

それでは。

by岩崎
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テーマ : 自転車(スポーツ用)
ジャンル : スポーツ

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